新嘗祭





五穀豊穣への感謝の原点、新嘗祭(にいなめさい)
勤労感謝の日の11月23日は、もともとは新嘗祭(にいなめさい)として、一年を通して丹精こめて作ったお米や野菜などを神様に奉納し、その出来栄えを神様に喜んでもらい、そして一年の収穫に感謝するとても大切な日でした。

働く・はたらくという意味は、はたの人を楽にする、喜んでもらうという意味が込められていて、私達は「働く」事を通して、いままで以上に素晴らしいものを作りあげようと精進し、その出来栄えを神様とご先祖さまに喜んでもらい、そしてその喜びを私たちもわかちあうというものでした。

働く事=働く喜びは、自分だけのために働くのではなく、世の中のため、周りの人のためであり、みんなの喜びが働く喜びなのです。

そして私たちは一人では生きていくことはできず、みんなのおかげで生かされている。。。
神棚へのお供えものも、一人が運ぶのでなく、みんなで手渡しをしながら運んでいくというのも、みんなのおかげで私たちは生かされているということを形として表現しています。

今でも、新嘗祭が終わるまでは新米を食べないという人がいるように、昔の人達は新嘗祭が終わるまで新米を食べなかったそうです。

豊かになった今こそ、新嘗祭で受け継がれてきた感謝の心をもう一度再認識したいものです。